涼
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君は、マサァトゥ=イゥワハァマァじゃない!

- You are IWAHAMA MASATO. -


 日本人は、英語で自己紹介するとき、 必ず「マイ ネーム イズ マサァトゥ イゥワハァマァ」のように言います。 これを聞く度に私は、違和感を憶えます。 「へぇ、あんたは岩濱正人さんじゃなくて、マサァトゥ イゥワハァマァさんだったのか」ってね。 こんな事を考えるのは、私だけかも知れませんが、例えば、アメリカ人は憶えたての日本語で、 「ワタシハ、デリカット ケント デス」とか、「ワタシハ、キャリー マライア デス」とか、 言いません。日系人ですら、「越後セルジオです」とか、「富岡マイケルです」とか、言いません。 (「マイケル富岡は日系人なのか!」なんて突っ込みは要りませんよ。 そう言うことは、ココであまり重要じゃないので。) でも、私達はどっちが苗字なのか、なんて悩みません。 欧米では、まず名前、そして苗字を名乗ると、知っているからです。 そして、欧米人は、場所がアジアだろうが母国だろうが、 言葉が日本語だろうが母国語だろうが、苗字を後にします。 因みに、日本人以外のアジア人は大抵、場所や言葉に関わらず、 「My name is 毛沢東」にように、苗字を先に、名前を後に名乗ります。 発音も相手に媚びません、何語だろうと「マオツァトン」って感じで名乗ります。 相手が日本人だからって、「もうたくとう」と名乗ったりしません。
 つまり、日本人だけが、相手に合わせてコロコロと名乗る順序や発音を変えているのです。 「郷に入っては郷に従え」と言うように、それが日本人の美徳だ、って人も居ますが、 私はそうは思いません。欧米人だって「ローマではローマ人の様にしろ」って諺を持ちながら、 名乗る順序を変えないではありませんか。「和」とか「思いやり」を大切にしたければ、 「My name is 岩濱正人」と言った後に「岩濱 is family name」と 一言付け加えれば良いのですから。
 まぁ、名乗る順序なんて、どっちでも良いんですけどね。 コロコロ変える所が、日本人らしい、と言えば、確かにそんな気もします。 また、コロコロ変える事は、別に悪い事じゃないですしね。
 ただ、発音だけは許容できません。誰も私の許容範囲になんて、 興味ないとは思いますが、やっぱり、発音は正しく名乗るべきだと思います。 正しい発音の名前こそが、本当の名前なのではないでしょうか。 だから、外人を呼ぶときも、出来るだけ正しい発音で呼ぶように心がけましょう。 それが、日本の心です。なんてね…。

追記
 私の知っている岩濱正人さんは、とある人気雑誌の編集スタッフです。 しかし、このサイトとはまったく関係ありません。 実在の岩濱正人さんは、外国から仕事の電話がかかってきても、 日本語で「少々お待ち下さい」と言うそうです。 伊達に毎月何十ページも原稿書いていませんね。
 そんな岩濱正人さんも外国へ行けば、 出来得る限り正しい発音の現地語を使うそうです。

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